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メッセージ
私は学生時代から、在宅医療を志していました。初期研修で選んだ亀田総合病院に、平成4年偶然、在宅医療事業部が設立され、その当時、まだ3年目の後期研修医だったにもかかわらず指導者のいない在宅医療部で自ら手を挙げて訪問医になって早18年。内科の後期研修を終えた後はただひたすら、亀田総合病院という大きな急性期病院の1部門としての在宅医療を行ってきました。
現在、現在は亀田クリニックに籍を置きながら、町田市にある西嶋公子先生のクリニックにも関わって、都市部での在宅医療にも関わりだしています。
急性期病院に付属するクリニックでの在宅医療なので、疾患は多岐にわたりほとんどが重篤な患者さんです。悪性腫瘍、神経難病、COPDの病末期など看取りを前提にした在宅医療を主に行っています。また、私たちの所属する地域医療支援部には20名のソーシャルワーカ、16名のケアマネージャー、70名あまりのホームヘルパーも同居しており、退院の支援、退院後のケアマネージメント、介護サービスの提供なども在宅医療と一体となって行っています。
また、当院では早くから在宅での栄養管理も取り入れており、訪問栄養指導の重要性を皆さんにわかっていただくのも私の大きなライフワークの一つと考えています。
最近、私たちの病院に見学に来る急性期病院の医師が増えています。急性期病院が在宅医療を自ら行おうとしているのです。金銭的な事よりも、退院させたくても退院できない、受けてくれる在宅医が居ないというのが大きな理由のようです。
20年近く私たちの病院が行ってきた在宅医療を自ら行う在宅医療から、地域全体をサポートするための在宅医療支援活動にシフトし、地域のクリニックの先生方が在宅医療を気軽に行えるよう、いかにバックアップをしていくのかが今後のテーマです。